【結婚】先方の親への挨拶マナー
- 2014年01月08日
- カテゴリ:婚約
二人の間で結婚の意思が固まったら、お互いの両親へご挨拶に伺うことになります。
ご両親へ好印象を持って貰う為のマナーについてまとめました。
下準備
まずは、自分の両親へ、直接会って婚約した旨の報告をしましょう。その時に、どのように出会い、どういう経緯を経て、どうしてその相手と結婚を決意するに至ったのかまでキチンと伝えるようにしましょう。
両親が遠方の場合は、電話を使うことになるでしょうが、お母様・お父様に直接伝えましょう。大切な事ですので、伝言はいけません。電子メールを使っての報告も避けましょう。
下準備 相手の情報を親に伝える
婚約相手の情報をご両親へ伝えましょう。概ね、下記の情報を伝えれば良いでしょう。
- お名前
- 年齢
- 家族構成
- 出身地
- 職業
- 学歴
- 趣味
- 食べ物の好き嫌い
- 性格
- 好ましい話題
- 好ましく無い話題
挨拶に出向く順番
女性が男性側の籍に入ることになるため、まずは、女性側のご両親へ挨拶に行きます。女性側のご両親からの承認を得てから、男性側のご両親へ、家族の一員になる旨の挨拶に伺います。
また、挨拶の際は、二人そろって出向きましょう。
挨拶の際の手土産
金額的には、3千円~5千円程度の物が相場です。高価過ぎると逆に、先方へ気を遣わせます。
- お酒
- 洋菓子
- 季節の果物
- 自分の出身地の名産品
を持って行くのが一般的です。先方のご両親の好物を事前に知っていれば、それを持って行っても喜ばれます。
持参する場合は、むき出しにせず風呂敷または紙袋に入れて行きましょう。
挨拶時の服装
男性はスーツで、女性はスーツかワンピースで行きましょう。
女性のメイクは、ナチュラルにしましょう。
髪型・髪の色を含めて、清潔感のある服装にして下さい。
訪問時のマナー
コートはドアの前で脱ぐ
コートを着ている場合は、ドアの前で脱ぎましょう。
ドアをを閉めた後の挨拶
ドアを開けてもらい、家の中に入った後にドアを閉め、挨拶をしましょう。挨拶は
「本日は、時間を割いて頂いてありがとうございます」
などが良いでしょう。
部屋での座る場所
ドアに一番近い席に座りましょう。そこが一般的に下座です。
先方の両親に上座を勧められても一度は断り、それでも勧められたら上座に座りましょう。
着席後の挨拶
着席後に改めて挨拶をします。
「本日は、お忙しい中、時間を頂いてありがとう御座います。宜しくお願いします。」
などが良いでしょう。
結婚の承認の挨拶
男性が女性の家へ訪問した場合、先方への挨拶は、
「○○さんを、必ず幸せにしますので、結婚をお許し下さい」
「私たち、結婚したいと思っています。結婚を許して頂けないでしょうか」
のような形でお願いするのがマナーです。
「お嬢さんを下さい」
のようないい方は時代錯誤ですので、使わないようにしましょう。
女性が男性の家へ訪問した場合は、
男性側が、自分の親に結婚の意思を伝えるようにして、女性が、
「宜しくお願いします」
と相づちを打てば大丈夫です。
長居は避けましょう
一通り話が終わったら、長居せずに帰りましょう。
食事に誘われても辞退しましょう。それでも勧められた場合は、遠慮せずにご馳走になりましょう。
帰り際の挨拶
洋室の場合は、椅子から立ち上がって。和室の場合は、座布団を外して、
「本日はありがとうございました。これからも宜しくお願いします」
と挨拶しましょう。
コートは外に出てから
コートは外に出てから着ましょう。
帰ってから電話
帰ってから、先方のご両親へ電話をしましょう。
「今帰りました。本日はどうもありがとう御座いました。また、結婚を承認頂いて、本当にありがとう御座います」
のような挨拶をしましょう。礼儀正しいとの印象が与えられます。