神前式について

神前式は本人達を含む親族すべてが「家と家」として結びつくという考え方で、
神道に基づいて神々にふたりの結婚を報告する儀式です。

一般的には、夫婦円満の神様、天照大神(あまてらすおおみかみ)の親とされている
「いざな岐(男)」「いざな美(女)」を神様として奉られています。

神前式の様式

【修祓(しゅばつ)】
神官がお清めのお祓いを執り行います。

【祝詞奏上(のりとそうじょう)】
神官が祝福する意味で祝詞を読み上げます。

【誓詞奏上(せいしそうじょう)】
神殿の前に進み、新郎が誓詞を読み上げます。

【新郎新婦固めの杯】
三三九度と呼ばれている儀式です。

【指輪の儀】
結婚指輪を交換します。

【玉串奉奠(たまぐしほうてん)】
玉串とは、榊(さかき)の小枝に紙垂(しで)を付けたもので、神と人との意を繋ぐ役目をするものです。
神職が玉串を新郎新婦にお渡し、おふたりが一緒に玉串案(たまぐしあん)の前まで進み、
玉串の根元をご神前に向けてお供えします。

【親族杯】
巫女が上座から順にお神酒を注ぎ、全員にいきわたったところで、一同そろって杯を上げ、
親族の固めのしるしとします。

【神官祝詞】
親族杯が終わると神官が式の終了を告げ、今後とも末永く添い遂げるようにと祝詞を述べます。

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