今日はこの本を鞄にしのばせていて正解だった。
打ち合わせの時間が結構あいてしまって、スタバに立ち寄った。
深煎りの苦めの豆を期待してレジ横の本日のコーヒー豆のPOPを見たが、
残念ながら本日の豆は、コクも香りもあまり主張しないハウスブレンドだった。
すぐに冷めないようにマグカップではなくて蓋付きカップを選ぶ。
そしてソファ席にドカッと腰をおろし、鞄の中から一冊の本を取り出した。
朝出かけるときに、何となくこの本が目に入って鞄に入れていたんだ。
絵と花をこよなく愛する伊集院さんが、絵画を巡る旅先で得た安堵を綴るエッセイ。
ゴッホ、ミロ、そしてシャガールの絵画の奥にあるストーリー・・・・、
そしてそれに花を重ね合わせながら筆者の想いを綴っていく。
それぞれに人生の教訓があり、とても素敵な世界観を堪能できる。
ぼくはスタバのソファにいながら、
イタリア、スペイン、そしてフランスを旅する。
ちょっと素敵な旅時間。