書写山圓教寺の六臂如意輪観世音菩薩様。
ぼくがいつも助けていただいている仏様だ。
通常は秘仏で一年に一度しか拝見できないんだけど、摩尼殿での結婚式の時にご開帳してくださるので、
最近は仕事という特権の中で、仏様のお顔を拝見する機会が増えてとても嬉しく思っている。
人がしている仕事では、ミスやトラブルはつきもの。
どれだけ慎重に準備していても、突然のイレギュラーは起こってしまうものだ。
ぼくたちの仕事は、ご両家の幸せな結婚式の一日を最高の一日にする仕事だから、
そういうイレギュラーな問題を未然に防ぐ事に常に全神経を集中しているんだ。
圓教寺の結婚式では、色々な事が不思議とうまくいく。
時に、奇跡かと思えるような出来事もあった。
そんな時必ず言うのが、「観音様のおかげやね」。
目を覆いたくなるような事、頭を抱え込みたくなるような事も、本当にウソのように好転するというのを度々経験し、
心から観音様のおかげだと、感謝している。
そんな観音様のもとで仕事をさせていただけるというのは、ぼくの人生、本当にありがたい事である。
だから、真面目にキチンとした仕事をやり続けなければと強く思っている。
真摯に打ち込む事が大切なんだと。
そう思えば、仕事も修行のひとつなのかもしれないな。