人の役にたとうと精一杯のお世話をすればするほど、
何かしら自分自身の中が壊れていくというか、重くなるような感じがする。
おそらくぼくは人のお世話をする事が好きなタイプだ。
だから新郎新婦お2人やご家族から難題をご相談されればされるほど嬉しくなる。
傲慢な言い方をすれば、ぼくくらいしかそれはできないだろう・・・なんて。
ただそんなぼくですら、繁忙期に入ってくると精神のバランスを崩しがちになるもの。
そしてお2人のお悩みが濃いほどに、何かしら精神的圧迫を感じるように・・・。
ぼくは霊媒師ではないから、他人の悪霊を自分の体に持ってくるなんてことはできない。
でも、お2人の悩みを聞き、ぼくの体調がすぐれない時は、お2人の邪の部分をぼくが吸収できたのかな、って。
そう思えたらとても幸せな気持ちになるんだ。
人には皆、影があり光がある。
それは結婚式も同じ。
ご両家全ての中に影があり光があるものだ。
ぼくはその影のひとつひとつに向き合いたいと思うタイプのプランナー。
ぼくの体がお2人の不安を少しでも吸収できれば本望なのである。