結婚式は「晴れの日」「特別な一日」
そんな風に言われるものだからついつい構えてしまう。
僕は、「今日だからこそ・・・」と、
あまり力んでいいものにしようと思わなくていいと思う。
いつもの自然体の親子や家族の空気感がそこにあれば、
それがお食事会の一番いいところなんだから。
ホテルや式場で「ザ・披露宴」をする事も悪くない。
そういう希望のお2人はそういうところで挙げればいい。
でもそうじゃなくて、
アットホームなお食事会がしたいと思うならば、
「ザ・披露宴」ではアットホームの本質に迫る事は難しいだろう。
アットホームという言葉はブライダル業界では簡単に使われがちだけど、
僕がこのアットホームウェディングにたどり着くのに15年かかった。
それほどにアットホームな食事会というのは、案外と難しいものなんだ。
僕たちスタッフもゲストもお2人も皆全てが楽しめて、
空気のように流れていくその時間を心地よく感じることができる・・・
それが僕がサポートしているアットホームなお食事会。
その家族によって空気感はバラバラだから前日までに決め事はあまり作らない方がいい。
当日の空気の中で自然とでてくる余興であったり進行である事が望ましい。
それができれば、本当に本当に皆が心から良かったと思えるお食事会になる。
僕はこれまでそんな奇跡のようなアットホームお食事会に幾度も立ち会ってきた。
だから、それだけは言い切れるんです。