2022年7月21日。

排水管の工事が終わり、
次は、いよいよ店内什器の設置だ。

どこに何を配置するか・・、
真っ白なA4の無地の紙に僕の夢を描いていく。

僕が珈琲を淹れる場所はここにしよう!
そうだ!ここに2人席を作ろう。ここにはハイチェアがいいかな。

そんな風にワクワクしながらペンを走らせてると、妻が僕にスマホの画面を見せてきた。

「これイイんじゃない?」

その画面に映っていたのはあるインテリアショップの商品。僕がコーヒーを淹れるカウンターだ。高さ830mmの棚の上に1200mmの天板を載せたタイプで、それはまさに僕が描いていたものであった。

すぐに2人でその現物を見に行き、即決。

持ち帰ったそのカウンターを、早速、所定の場所に設置する。そして僕はそれをじっくり眺めながら、そこに立つマスターの僕を想像した。

またひとつ夢の扉が開いたように思った。