2022年6月25日。
今日はウェディングプランナーの1日。
五軒邸教会での結婚式だ。
コロナ禍で1年ぶりの教会式である。
新郎様はこの教会の信者さん。
そして新婦様は元ウェディングプランナーさん。
そんな感じだから、僕が教会とお2人の間に入ってプランニングさせていただくなんて、何かおこがましい気がしてならなかった。
僕ができる事は、朝陽が降り注ぐ十字架の下で、『今日が素晴らしい結婚式になりますように』と、ただただお祈りする事くらいのように思えた。
8:00。
ヘアメイクが始まる。
今日は新婦様お持ち込みの美容師さんだ。どんな人か少し不安ではあったが、僕はファーストコンタクトで一気に彼女のファンになった。
この仕事を長くしてると、その人がビジネスで仕事をしてるのか、心で仕事をしているのか、すぐにわかるものだから。
結婚式の仕事は、人と人の繋がりが全て。スタッフ個々の技術はもちろんだが、それよりも心が優先される職種だと言える。
12:00。
挙式後のフラワーシャワー。
眩い陽光が新郎新婦を照らし出す。
新郎新婦とゲストの溢れんばかりの笑顔。そしてそれを見守るスタッフ、牧師先生たちの顔もキラキラ輝いていた。
自然と涙があふれてくる。
ステキな1日だったな。
自分の仕事でこんなにも感動できるなんて、いい仕事をさせていただいてるなって思う。
ウェディングプランナーの仕事。
今はコロナ禍で大変だけれど、少しでも長く携わる事ができたらイイな。そんな事を思いながら、プランナーとしての1日が過ぎていった。